滋賀にある湖といえば、誰もが『琵琶湖』と答えますよね。
でも実は滋賀にはもうひとつ、小さいながらもその美しさは琵琶湖に負けず劣らずな湖があります。
滋賀の最北端、長浜市余呉町に静かに身を置く『余呉湖』は、その穏やかな湖面から『鏡湖』とも呼ばれ、地元民から愛されている湖です。
昔、天女が降りたとされる余呉湖には、羽衣伝説が残っています。
今回は、そんな不思議な伝説のお話も含め、滋賀のもうひとつの湖、余呉湖をご紹介したいと思います(^^)/
また、余呉湖が位置する長浜市には、大自然で育った特産物が多く存在しますので、そちらも併せてご紹介(^^)/
余呉湖とは
基本情報
まず、余呉湖へのアクセス方法は以下の通り。
JR北陸本線『余呉駅』下車→徒歩5分
お車でのアクセス
北陸自動車道木之本ICから車で10分
駐車場あり(無料)
私たちは今回、車で行ってきました!
現地に着いて車を降りた瞬間、
「空気が美味しい!」
と、感じました(*‘ω‘ *)
周囲は見渡す限りの大自然ですからね。
ここの空気が美味しくないわけがない!
駐車場から余呉湖までは、ほんの数十秒で辿り着きます。
噂で聞いた通り、湖面がとても穏やかです。
釣りをしている方も見かけました。
私たちが赴いたのは初夏でしたが、冬場はワカサギ釣りで賑わうのだとか。
ワカサギ釣りは、余呉湖の冬の風物詩だそうです。
所在地 滋賀県長浜市余呉町
お問い合わせは長浜観光協会(0749‐53‐2650)まで
羽衣伝説
余呉湖には『羽衣伝説』という、なんとも不思議なお話が残っています。
羽衣伝説は各地にあるそうですが、この余呉湖が日本最古なんだとか。
こんな銅像もありました。
羽衣をまとった天女の像。
※余呉観光情報サイトより引用
昔、近江国余呉の湖に、織女が降りて水浴びをしていると、土地の男が通りかかり、脱いであった天の衣を隠してしまった。
織女は天に帰れず、やがて男の妻になった。織女は子供を産んだのちも、天に帰りたい気持ちは失せず、声を忍んで泣いていた。
男が出掛けている間に、子どもが父の隠した天の衣を母に渡したので、織女は喜び、衣をまとって飛んでいった。
「私はこういう身だから、簡単には遭えないが7月7日はこの湖で水遊びをしましょう。その日なら会えますよ。」
そう母は子どもに泣きながら約束した。織女の子孫は今もいると伝えられています。
これは、余呉の天女伝説に七夕伝説が結びついたものです。余呉の天女伝説は様々に変化していきましたが、白鳥の習性そのままに
「水辺に降り、水浴びをし、羽衣をまとい、子どもを産み、最後は元の所へ帰る」という構造はかわりません。
織女とは『織姫』のことでしょうね。
う~ん。
私なら、子供を残しては帰れないなぁ。
水遊びをする年齢ってことは、まだ結構小さいんじゃないかと想像するので、自分に置き換えたら出来ないなと、正直思ってしまいました。
私と天女を比べるのも失礼な話ですけどね(>▽<;)
余呉湖の近くには、天女が水浴びの際に羽衣をかけていたとされる、柳の木があるそうです。
帰宅後にそれを知ったので、その柳は見そびれてしまいました。
あの大自然の美味しい空気が忘れられないので、また必ず余呉湖には行きます。
その時には柳の木、見てきますね♪
長浜の名産品
大自然で育った特産物
余呉湖が位置する長浜は、自然が豊かで空気のキレイな場所。
美味しい農産物が育つ環境です。
みなさんにも是非、長浜特産品の美味しさを知って頂きたいので、何点か紹介したいと思います(^^)/
気になるものがあれば、是非お試しくださいね。
自信満々で情報をお届けするので、大満足の逸品になること間違いなしです♪
▽余呉のお米 コシヒカリ5㎏▽
▽とりやさい味噌▽
▽鮎の塩焼き5尾入▽
▽ゴリ煮▽
▽長濱蒸溜所 アマハガン ワールドモルト3本セット▽
長浜おやつ
長浜には自慢のお菓子もあります(^^)/
▽滋賀あられ▽
▽滋賀かりんとう▽
▽黒壁ガラス館かりんとう▽
▽野菜せんべい▽
とっても素朴ですが、ひとつ食べるとやめられない美味しさです♪
ぜひお試しください(^^♪
まとめ
- 滋賀のもうひとつの湖、余呉湖は長浜市余呉町に位置します
- 周辺は大自然が限りなく続く、空気の美味しい場所です
- ワカサギ釣りは冬の風物詩となっています
- 羽衣伝説になぞった天女の像があります
- 長浜の名産品は是非一度お試し頂きたい!
大きな琵琶湖とはまた違った魅力で、滋賀の人々に愛され続ける余呉湖。
滋賀の片隅でひっそりとその存在を鎮める美しい湖で、美味しい空気をいっぱい吸って、日ごろの疲れを癒してください。
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