岐阜県にある東海一の名瀑『阿弥陀ヶ滝』は、日本の滝百選に選出されています。
滝の素晴らしさに加え、水の美しさも評価されていて、岐阜県名水五十選にも選ばれています。
休日はどこへ行っても人がいっぱいで、コロナ禍ということもあり、せっかくのお休みも家で過ごしがちな方に、滝観光は超オススメ(*^^*)

人が少ないだけでなく、大自然の空気を体中に浴びることで、日々のストレスや疲れが吹き飛びます!
今回訪問した阿弥陀ヶ滝は、滝百選に選ばれているだけあって、その効果は抜群。
マイナスイオンが充満する滝周辺は、そこに立っているだけで、心も体もみるみる癒されます。
ただ、駐車場から滝までは少しだけ距離があるため、現在膝を痛めて通院中の私は不安いっぱいの道のりでした!
そんな私でも無事に阿弥陀ヶ滝を拝めましたので、参考までにご紹介します(*´∀`)♪
基本情報
アクセスと駐車場
岐阜県の県道314号線を走っていると『阿弥陀ヶ滝』の案内標識が現れます。
あとは案内に沿って進むだけで、迷うことなく阿弥陀ヶ滝の駐車場に到着。
案内標識に従い到着した駐車場は、約10台ほど停められて駐車料金は無料だったのですが、他に有料駐車場(500円)もあるようです。
私たちは駐車場から滝への道の入り口まで少し歩きましたが、滝に近い場所にも駐車場があったので、そちらが有料駐車場だと思います。

少しでも歩く距離をカットしたい方は、有料駐車場がいいかな。
駐車場から滝への道の入り口まで、補整された坂道を歩きます。
自然いっぱいで空気が美味しい。
滝への道の入り口近くには、阿弥陀ヶ滝までのコースや詳細の書かれた看板があります。
案内図にあるように、ここまでの途中にトイレもありました。
駐車場からこの看板まで、ほんの2~3分。
でも膝を痛めている上に運動不足の私には、坂道の2~3分はちょっと疲れました(*_*;
やっぱり日ごろから運動してないとダメですね…。
所在地 岐阜県郡上市白鳥町前谷
問合せ 0575-82-5900(白鳥観光協会)
クマ出没注意!
いよいよ滝への道の入り口に到着しようかという所に、こんな看板が掲示されていました。
『熊出没注意』
こっわ!!!
リアルで初めて見た!!!
今まで「サル出没注意」とか「イノシシ出没注意」とか「野生動物に注意」とかは見たことあったけど、クマさんの看板は初めて。

季節は秋。
クマさんは冬眠する前に腹ごしらえをするイメージなので、遭遇したらヤバい想像しか出来ない…
そうだ!鈴を鳴らしながら歩けば、クマさんが寄ってこないってテレビで言ってた!
とは思ったものの、そんな都合の良いアイテムがあるわけもなく、バッグのファスナーをカチャカチャ鳴らすという、アホみたいな作戦をとることにしました。
これから阿弥陀ヶ滝に行かれるみなさんは、クマ回避の知識、そしてクマ回避グッズの準備をお忘れなく!
バッグのファスナー、めっちゃ音ちっさいからね!
▽高評価熊避け鈴▽
阿弥陀ヶ滝までの道のり
約300mの上り坂
駐車場から歩くこと150mほどで、滝へ向かう山道の入り口に到着します。
ここから石の階段を上って、阿弥陀ヶ滝を目指します。
約●00mの文字。一番肝心な部分が消えてる~(T_T)
最悪900mだなと覚悟して登山開始。
普通の人なら難なく上がれそうな階段ですが、膝負傷中の私は杖を持ってくるべきだったかなと後悔しました。
道は時折ぐねぐねと曲がっていますが、各所を曲がるまでの区間が長いのと、石とはいえしっかりとした階段なので、思ったより軽快に進めました。
途中、山水が流れる手水舎があります。
柄杓が壊れていたので、お地蔵様を拝むだけにしておきました。
こちらのお地蔵様は優しい表情をされているので、延命地蔵様ですね。
手水舎のあたりから階段がなくなり、石畳の坂道になります。
一緒に行った友達は、すたすたと先に行ってしまい、まったく姿が見えず。
でも途中までおじいさんが前を歩いていたため少し安心感がありましたが、おじいさん歩くの早くて、こちらもみるみるうちに姿が見えなくなり、いよいよひとりぼっち。

滝観光は密避けに最適とはいえ、密避けすぎちゃう!?
『熊出没注意』が頭から離れない私は、バッグのファスナーをちゃりちゃり鳴らしながら、膝の痛みを忘れるくらい全速力でこの坂道を駆け上がりました(‘◇’)ゞ
百選の滝登場!
滝への道の入り口から約300mくらい上ると、遠方にうっすらと滝が見えてきます。
左には川が流れ、周囲の空気も澄み渡り、非常に風情がありますよ。
駐車場からここまで、撮影をしつつですが10分かからなかったと思います。
さて、いよいよ東海一の名瀑、阿弥陀ヶ滝の登場です(^^)/
さすが日本の滝百選に選出されているだけあり、圧巻のビジュアル。
落差約60m、水が勢いよく滝壺に落ちる音が響きます。
その圧倒的な存在感に目を奪われ、さっきまでの息切れもぴたりと止まりました(≧▽≦)

この距離になると、マイナスイオンがハンパない。
ここからでも充分に迫力ある滝が拝めますが、阿弥陀ヶ滝は滝壺のすぐ傍まで行くことができます。
近くで見ると、ほとばしる水しぶきがとてもキレイ。
遠くからみる光景とはまた違う、滝自身が発しているであろう強い力を感じます。

やはり滝に近づいたからでしょうか、マイナスイオンも爆上がり。
滝の横には不動明王様がいらっしゃいました。
見づらいので丸で囲ってみました。
全身を覆う抜群のマイナスイオンとは別に、ここに立った瞬間の神々しい空気の感触は、この不動明王様がいらっしゃるが故かもしれませんね。
以下、郡上市の公式HPより、阿弥陀ヶ滝の名前の由来を引用させて頂きます。
室町時代天文年間に、白山中宮長瀧寺の僧が、護摩修行中に阿弥陀如来が現れたことからその名がついたといわれています。
引用:郡上市公式HP
あの北斎も阿弥陀ヶ滝を描いています。
▽葛飾北斎『阿弥陀ヶ滝』額装アート▽
岐阜県名水五十選の山水
阿弥陀ヶ滝は日本の滝百選だけでなく、その水は岐阜県名水五十選にも選ばれています。
滝に到着するまでの道から見える川の水も、名水と呼ばれるに相応しい美しさで、思わず足を止めて見入ってしまいます。
こちらは滝への道の入り口に辿り着くまでに見られる川。
赤い桟橋とのコントラストが綺麗でした。
橋の上からの光景。
この位置からでも、川の底がはっきりと見えるくらい澄んでいます。
滝付近になると、更に透明感が増していました。
阿弥陀ヶ滝は、流しそうめん発祥の地。
近くには元祖流しそうめんが頂けるお店もありますので、夏の定番を名水と共に味わってみてくださいね♪
まとめ
- 東海一の名瀑『阿弥陀ヶ滝』の所在地は岐阜県郡上市
- 日本の滝百選及び岐阜県名水五十選に選出された滝
- 駐車場から滝まで約10分ほどの距離
- 比較的上りやすい山道ですが、足腰に不安のある方は杖などの対策を
- 熊出没注意!回避グッズを忘れずに!
- 滝周辺はマイナスイオンたっぷりのスピリチュアル空間
大自然に癒されるだけでなく、密避けスポットとしても最適な滝観光。
神々しい空気が充満する阿弥陀ヶ滝で、ぜひパワー充電してください(^^)/
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