『陶芸の森』岡本太郎と信楽展・おしゃれなカフェレストランも人気!

滋賀

日本の伝統的な焼き物。

佐賀県の有田焼伊万里焼、石川県の九谷焼、栃木県の益子焼などが有名ですよね。

そして、滋賀にも忘れてはならない、有名な焼き物『信楽焼』があります。

信楽焼といえば、まず思い浮かべるのが「たぬきの置物」ではないでしょうか。

他府県の方々は驚かれるかもしれませんが、滋賀県では玄関先に信楽焼のたぬきを飾る家がたくさんあります。

ちなみに私が物心ついた頃から、私の実家の玄関先にもたぬきの置物が飾ってあり、今でも現役で玄関先に立っています(*^^)v

特に信楽町は、町中がたぬきの置物だらけ!

初めて信楽町を訪れた方は、その多さにきっとびっくりされると思います。

そんな信楽焼の里、滋賀県甲賀市信楽町にある『滋賀県立陶芸の森』では、信楽焼を中心とした焼き物に数多く出会えます。

焼き物の魅力に触れながら、見て食べて遊べる非常に考えられた構成で、家族や友達、カップルも楽しめる憩いの場。

今回は、伝統的な焼き物から最先端の焼き物にも出会える『滋賀県立陶芸の森』をご紹介します(^^)/

 

基本情報

陶芸の森の歩き方

陶芸の森は非常に敷地面積が広く、その中はいくつかの施設に分かれていて、自分の目的に応じて各施設を利用できます。

第4駐車場からの入り口では、信楽焼の代表たぬきの置物がお出迎え。

日付が入っているので、記念撮影にもってこいです♪

こちらのたぬきさんは、昔からある古いタイプですが、園内には可愛い今風のたぬきさんも飾られていますよ。

信楽焼のたぬきには、たくさん種類があります(^^)/

また、付近には園内マップが掲示されていますので、まずはそちらを確認してから、順路を決められるといいでしょう。

創作研究館には世界中の陶芸家が滞在されていて、制作に勤しんでおられます。

作業の様子を見学することも出来ますが、予約が必要になりますのでご注意を。

多種多様な焼き物の世界を閲覧することのできる陶芸館は、その期間に応じて様々なテーマの陶芸品が並びます。

陶芸の森は基本的に無料で利用できるのですが、陶芸館だけは入場料金が必要になります。

焼き物の世界に興味のある方にとっては、一見の価値あり。

今回、私たちが訪問したのは信楽産業展示館と、楽しい散策が期待できる広場です。

そちらの情報は追って記載していきますね♪

アクセスと駐車場

国道307号線を土山方面に向かって走ると、陶芸への森の案内標識が現れます。

あとはその案内に沿って進めば、迷うことなく到着します。

駐車場は4ヵ所あり、特に第4駐車場は広々としていますので、特別なイベントが無い限りは土日でも余裕で駐車できると思います。

駐車可能台数は250台、駐車料金は無料です。

私たちが駐車した第4駐車場から園内に向かうには、階段を少し上らなければいけませんので、足腰に不安のあるご年配の方などは、第1または第2駐車場を利用してくださいね。

駐車場のタイヤ止めも焼き物でした!

寝そべった犬の形をしていて、とても可愛いですよ(*´∀`)♪

このタイヤ止めはショップでも販売されていました。

滋賀県立陶芸の森
所在地 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188‐7
電話 0748-83-0909
開園時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休園日 月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始

なお、陶芸館のみ展示替えの期間や冬季は休館となります。

詳しくは公式HPでご確認ください。

 

室内施設

人気のカフェレストラン

信楽産業展示館に併設された『BROWN RiCE AND WATER』は、地元の主婦やカップルに人気のおしゃれなカフェレストラン。

こちらのランチを目的に来園される方も、たくさんいらっしゃるのだとか。

デトックス効果抜群、信楽産の有機コシヒカリ玄米と発酵食が頂ける、体に優しいカフェレストラン。

こだわりの食材で作られたランチや、数量限定の季節のプレートが人気だそうです。

有機食材を使用したコーヒーやルイボス茶、フルーツジュースなどもありますので、広場で遊んだ後の休憩にも、気軽に利用できます。

美味しいケーキとのセットにして、豊かな自然が見える窓際でおしゃべりをしながら、ティータイムを楽しむのもいいですね。

BROWN RiCE AND WATER
営業時間 11:00~16:00
電話 0748-83-2882

信楽産業展示館ショップ

第4駐車場から階段を一番上まで上がり、右へ道なりに進んだ場所にある信楽産業展示館の展示場では、様々な信楽焼の姿を閲覧することが出来ます。

私たちが伺った時の催しは「岡本太郎と信楽展」でした。

日本が誇るトップクラスの芸術家、岡本太郎先生は信楽で活動されていて、あの有名な大阪万博の太陽の塔が生まれたのも、ここ信楽。

そんな信楽との関わりの深い岡本太郎先生の芸術表現を、期間限定で閲覧することの出来る貴重な催しです。

「岡本太郎と信楽展」は、2021年12月5日までの開催となっています。

私も実際見させて頂きましたが、これは本来なら無料で見られるものではないです。

ぜひ開催期間内に訪問して、この感動を味わってみてください。

また、信楽産業展示館内にはショップもあります。

たぬきの置物は勿論、様々な信楽焼が販売されていて、見ているだけでも楽しい♪

岡本太郎先生グッズもありましたよ。

 

屋外散策

陶芸家作品が点在する広場

陶芸の森には、広大な芝生の広場があります。

こちらではピクニックやお散歩が楽しめます。

ただの広場と違う所は、至る所に陶芸家さんの作品が飾られているという点。

それだけではなく、たまに見かけるベンチも陶芸品でした。

まさに「陶芸の森」ですね。

陶芸品を見ながら歩くため、すごく楽しく散策が出来て、気が付けば結構な時間が経っていました。

陶芸品を全部を見て回ろうとすると、1時間くらいは要すると思います。

広場では小さなテントを立ててピクニックしている家族や、手を繋いで歩くカップル、犬の散歩をする方など、みなさんそれぞれに楽しんでおられました。

散策の途中に、変な形の草むらを発見。

実はこれ、草むらではなく池なんです。

近づくと確かに水がありましたが、ちょっと怖くて後ずさりしてしまいました(*_*;

メダカが泳ぐ小川があると聞いていたのですが、どうやらここではないそうです。

次回の訪問時に探してみますね。

信楽焼の妖精を探そう

広場を散策していると、いろんな陶芸作品を発見することが出来るのですが、中にはこんなに小さな信楽焼の置物も。

小さなたぬきにふくろう、かわいい~。

目の高さにある大きめのオブジェは見つけやすいのですが、時折足元にも目をやってみてください。

小さな妖精たちに出会えるかも(^^♪

 

まとめ

  • 滋賀県立陶芸の森は甲賀市信楽町にある大型公園
  • 信楽焼を中心とした多種多様な陶芸品に出会える
  • 各施設に分かれており、各々目的に合わせて利用可能
  • 駐車場は比較的込混みにくく、第1から第4駐車場まであり
  • カフェレストランBROWN RiCE AND WATERが人気
  • 展示場広場は家族の憩いの場はもちろん、カップルのデートにも最適
  • 至る所に陶芸品が飾られているので、散策だけでも楽しめる

滋賀県が誇る焼き物、信楽焼の魅力に触れることができる陶芸の森。

豊かな自然の空気に包まれながら、その魅力を存分に感じてくださいね(^^)/

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