『信楽焼』は、滋賀県民にお馴染みの伝統工芸品。
傘ぼうしをかぶり、徳利を片手に持ったたぬきの置物が有名です。
信楽焼発祥の地、滋賀県甲賀市信楽町には、たくさんの信楽焼を販売されている信楽陶苑『たぬき村』があります。
信楽焼の陶芸体験は、観光客のみならず、ご自身の食器などを作るために地元民が利用することも。
小さなお子様からご年配の方まで、様々な種類の陶芸品を作ることができるため、人気の施設です。

日本一の大きさを誇る信楽焼たぬきにも出会えます♪
今回は、たぬきの置物見物も兼ねて、貴重な陶芸体験のできる信楽陶苑たぬき村に行ってきました。
お馴染みのオーソドックスなたぬきの置物から、ちょっと変わり種の珍しいたぬきの置物まで、色んな信楽焼たぬきに出会えましたよ~♪
信楽陶苑『たぬき村』
基本情報
滋賀県甲賀市信楽町、県道16号沿いにある『信楽陶苑 たぬき村』は、駐車場に入るや否や大迫力のたぬきの置物が3体、目の前に飛び込んできます!
かなりの大きさで、思わず「うわぁー!」と叫んでいました。
こちらは写真撮影スポットにもなっていて、この大きなたぬきさんたちと一緒に記念撮影ができます。
この日も沢山の観光客が写真撮影しておられましたよ。
もちろん私たちも、たぬきさんたちと写真を撮らせていただきました♪

この信楽焼たぬきは、日本一の大きさなんだって!
信楽は滋賀の観光地ということもあり、観光に訪れた団体客も多く、この大きなたぬきの前で集合写真を撮っておられました。
この他にも多種多様のたぬきが、これでもかと言わんばかりに並んでいます。
こちらのたぬき村では、信楽焼の陶芸体験もでき、簡単な絵付体験から本格的な器作り、そしてなんと!たぬきの置物まで作れるんです。
絵付と信楽焼たぬき作りは、後の項目でご紹介しますね。
住所 滋賀県甲賀市信楽町牧1293-2
TEL 0748-83-0126
営業時間10:00〜17:00
休業日 年末年始
駐車場あり(無料)
アクセス&駐車場
大津信楽線・県道16号、途中案内看板がありますので、それに従って進むと迷うことなく辿り着きます。
自然の多い地域なので、車で走っていても見晴らしがよく、その上『たぬき村』には驚くほどたくさんのたぬきが並んでいてとても目立つので、すぐにわかると思いますよ。
新名神高速道路「信楽IC」出口から、左右どちらに曲がってもたぬき村に着きます。
道沿いに、このような大きな看板がありますので、見つけやすいですよ♪
駐車場も完備されています。
公共交通機関だと、JR琵琶湖線「草津駅」下車、JR草津線(柘植行き)に乗り換え「貴生川」下車、そこから信楽高原鉄道(信楽行き)に乗り換え「雲井」下車、徒歩7分になります。
信楽焼体験
滋賀県の伝統工芸品でもある『信楽焼』ですが、その信楽焼を手軽に体験できるのも、ここたぬき村の魅力のひとつ!
作り方によってコース分けがしてあり、基本予約制となっていますが、場合によっては当日でも体験できるようです。
当日急に作りたくなることってありますよね。
初心者でも簡単な「手びねりコース」は、小さなお子さんでも楽しめます。
粘土遊びをするかのように器を作って行くので、比較的簡単です。
もっと簡単な「絵付けコース」は、素焼きの器に専用の絵の具で絵を書いていくだけですので、こちらもお絵描きが出来るくらいの小さなお子さんから楽しめる信楽焼体験です。
本格的な「電動ろくろコース」は、年齢制限はありませんが中学生以下は保護者と一緒に体験になります。

同じ場所で違うコースが体験できますので、子どもは手びねり、大人はろくろにするのもいいと思います。
その他「たぬき作りコース」もあります。
あの有名なたぬきの置物を自身で作ることができる、旅の記念にはもってこいのコースです(^^♪
こちらはたぬきの型に粘土をはめて作ります。
子どもと一緒に楽しめるので、おすすめです♪
信楽焼たぬき作り
世界に一つだけのオリジナルたぬきが作れるコース、たぬき作りコースを体験しました。
このように、たぬきの型に粘土をはめていきます。
型に粘土を押し付けるだけなので、子どもでも簡単で楽しく体験できました。

作ってから完成するまで約2~3ヶ月かかりますが、お家に届くのをワクワクしながら待つのもいいものです。
完成品がこちら!
どうです?素人が作ったとは思えない立派な信楽焼たぬきでしょ(^^♪
型は同じなので、お腹にハートと徳利になかよしと書いてオリジナリティを出してみました。
しかも信楽焼の生き物は、幸運を運んでくれる縁起物だそう。
これは作る価値ありです!
ちなみに好きなパーツを付けたり、色も指定できますので、より自分好みのたぬきを作りたい方にはおすすめです。(別料金)
茶碗絵付け体験
小さな子どもでも簡単な、絵付けコース。
こちらのコースは娘が幼稚園の頃に体験しましたので、出来上がりと娘の感想を紹介したいと思います。
まず出来上がりはこちら!
幼稚園児にしては、上手に書けていると思います。(親ばかです・・・)
娘は「こんな色じゃなかった。もうちょっとカラフルだったのに!」
と、言っていました。
焼き上がりの色が分からなかったので、思っていた器にはなってないようですが、これはこれで気に入って使っています。

自分で絵付けした器は特別だもんね。
お茶碗以外に、湯飲みや貯金箱などもあったので、今度は湯飲みにしようかな。
たぬきがいっぱい
前でもふれたように、たぬき村には色んな信楽焼たぬきがいっぱい飾ってあります。
その中でも、私が個人的に気になったたぬきさん達を、少しご紹介します。
かわいいたぬき
葉っぱの中から、ひょっこり顔を出しているたぬきさん。
まるでかくれんぼしているみたい♪
ちょっと笑っている表情が、とってもチャーミング。
こちらはアマビエ様と水遊びしているみたいでとっても楽しそう。

こんな素敵な飾り方もあるのね。
飾り方によって、色んな表情がありますね。
変わり種たぬき
一風変わったたぬきさんもいましたよ!
甲賀市だからでしょうね、忍者に化けたたぬきさんもいました。
赤忍者と黄忍者、手裏剣まで構えていてカッコイイでしょ♪
カッコイイと言えばこちら。
リーゼントたぬきさん(〃艸〃)
今にも素敵な歌声が聞こえてくるかのような臨場感!
シェキナベイベー!
お気に入りをお家に
お土産店入ってすぐ目にするのは、所狭しと並ぶ信楽焼たぬきのみなさん!
大きさも色々あって、見てるだけでも楽しいです。
忍者たぬきもここで購入できますよ♪
甲賀市たまから、甲賀忍者かな(〃艸〃)
赤・黄・青・黒・ピンクと、カラフルな忍者たぬきを揃えて飾るのも可愛いかも。
もっとカラフルなたぬきもありました。
滋賀県民ですが、こんなにパステル調の可愛い信楽焼たぬきがあるのは、今まで知りませんでした。

お部屋のインテリアにもなり、なおかつ幸運を運んでくれる縁起物なので一石二鳥です。
信楽焼たぬきは、古臭いイメージがあったのですが、これだけ色んな色の可愛い信楽焼たぬきがあれば、現代のオシャレなお家にも合いますね♪
たぬき以外の生き物も沢山ありました。
しかもこちらの信楽焼は10cmほどの小物で、手軽にお部屋に飾れて、お土産にも喜ばれると思います。
まとめ
- 信楽陶苑たぬき村は、滋賀県甲賀市信楽町にあります
- 日本一大きな信楽焼たぬきに会えるよ
- 信楽焼体験が手軽にでき、小さなお子さんから楽しめるコースもあります
- 施設内には色んな信楽焼たぬきが所狭しと並んでいます
- 可愛いたぬきから一風変わったたぬきまで、見てるだけでも楽しい
伝統工芸品であるだけに、信楽焼たぬきには古臭いイメージがありましたが、信楽陶苑たぬき村に来て、現代向けの可愛い信楽焼たぬきもあることを知りました。
滋賀観光にお越しの際は、甲賀市信楽町まで足を伸ばして、お気に入りのたぬきを見つけてください。
幸運を運んでくれる縁起物ですよ♪
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