うつのみや妖精ミュージアムは妖精に会える素敵なミュージアム

栃木

みなさんは「妖精」は好きですか?または、興味はありますか?

「魔法」を使えたらと考えるとワクワクしませんか?

栃木県宇都宮市に、あまり知られてはいないと思うのですが、「妖精」「魔法」「ファンタジー」などを好きな人にとっては夢のような施設があるのです。

うつのみや妖精ミュージアム」です、入館料は無料です。

複合商業施設の市民プラザの一角にあり、あまり広くはないこじんまりとしたミュージアムですが、妖精関係の本や漫画、陶器や絵画などいろいろと展示されています。

「妖精」などのファンタジーに興味のある方には、一日中楽しめるところになっていて今回訪れたので紹介したいと思います。

 

なぜ?宇都宮に妖精?

うつのみや妖精ミュージアム」がある場所は、宇都宮市の中心地にある「二荒山神社」の東側にある、複合商業施設「うつのみや表参道スクエア」の5階宇都宮市役所のバンバ出張所として証明書などの交付や届け出、パスポートセンターなどの入るフロアにあります。

6階には子育て世代にはうれしい施設、大型遊具や工作教室がある「ゆうあいひろば(改修により令和4年3月31日まで休館中)」、一時預かり保育・ファミリーサポートセンターが入るフロアになっています。

なぜ、「妖精ミュージアム」があるかというと、宇都宮市出身の妖精研究の第一人者・井村君江さんからの妖精関係の資料の寄贈と同じく宇都宮市出身の実業家の齋藤文男さんからの絵画や陶器・書籍などの寄贈により、2007年(平成19年)7月31日にオープンしました。

宇都宮出身の方で凄い方がいたのですね、知らなかったです。

宇都宮市のマスコットキャラクターに「ミヤリー」という、市の花サツキの冠を付けた妖精をモチーフにしたキャラクターなのです。

なぜ、妖精なのか不思議だったのですが、「妖精ミュージアム」の出来た経緯を知って理解しました。

住所  栃木県宇都宮市馬場通4-1-1
うつのみや表参道スクエア内市民プラザ5階
電話  028-616-1574
開館時間 9:00~19:00
休館日  年始年末・第一月曜日
JR宇都宮駅からバス約5分「馬場町二荒山神社前」下車

「妖精」メインのミュージアム

この「妖精ミュージアム」は、ビルの入り口に看板は出ていませんし、ビルの中にミュージアムがあるのを知らない人がいると思います。

妖精やファンタジー好きな私はオープン時から注目していました

ビルの中に入るとフロアーの案内板に施設名があるので分かります。

エスカレーターで5階に上がり、左に行くと大谷石の壁に「うつのみや妖精ミュージアム」「市民ギャラリー」の看板があります。

妖精が指をさしていますね、道案内ですね。

妖精のいろいろ

素敵で神秘的な顔立ちの女性のステンドグラスが入り口です。

市民ギャラリーはお隣の別の入り口です。

このステンドグラスはアニメやゲームのキャラクターデザインで有名な天野喜孝さんがデザインしたそうです。

井村君江さんと天野喜孝さんは親交があり、その縁でステンドグラスが作られたそうです。

キレイなステンドグラスなので、いつまで見ていても飽きないですね。

入口には、「妖精図鑑」や不思議な箱・妖精のオルゴールがあり、触って動かすことができます。

オルゴールのハンドルを回したら「結婚行進曲」が流れてきて、シェイクスピアの妖精の王様が出てくる話のケンカて仲直りのときの曲だそうです。

虫メガネで絵を見ると妖精が見える絵画や直筆の妖精研究ノート、妖精のクローゼットなどがあります。

妖精のクローゼットは、引き出しを開けると映像が出てきたり、妖精が食べていた物や妖精が来ていた服などの資料が実物でたくさん展示されています。

ライブラリー

入り口の左側には読書コーナーがあり、妖精関連の本や漫画・グリム童話、ムーミンやハリーポッターなどの妖精や魔法に関する本がたくさん並んでいます。

ソファーがあるので、座ってゆっくり読書をすることができます。

これは妖精なのですか?と思った本がありました、それは、水木しげるさんの妖怪の本や漫画が並んでいました。

井村君江さんと水木しげるさんは親交があったそうで、ミュージアムに漫画や本が展示されているそうです。

妖怪もある意味、妖精なのかもしれませんね。

妖精が書いてある美術品

入口右側は「妖精コレクション」となっていて、妖精の人形や絵画・挿し絵、陶器やタイル、資料などが展示されています。

こちらは写真撮影が禁止されているので、撮影はできませんがキレイな陶器や人形など素晴らしい展示品ばかりです。

なかでも、「コティングリー妖精事件」について写真やカメラなどが展示されています。

1916年に2人の少女が撮影した写真に妖精が写っていたというもので、「シャーロックホームズ」で有名な「作家のコナンドイル」が発表した事件だそうです。

が、少女たちが描いた絵をキノコにピンで留めて撮影したもので、嘘だったそうです。

誰でも妖精に思いを馳せるものですね。

 

妖精グッズ

ミュージアムショップには、妖精の関連グッズがたくさん販売しています。

妖精が書いてあるかわいいノートやメモ帳、付箋・メッセージカードなどの文房具、ハンカチや缶バッジ、オシャレなアクセサリーがあります。

もちろん妖精関連の本や漫画、名誉館長である井村君江さんの新刊なども販売しています。

そして、宇都宮のマスコットキャラクターの「ミヤリー」のグッズと宇都宮の厄払い玩具「黄ぶな」のグッズも多数販売しています。

妖精の書かれているものは、好きな人は購入したくなるようなものばかりでした。

 

まとめ

  • うつのみや妖精ミュージアム」は、妖精や魔法好きの人にはたまらないミュージアム
  • 妖精をテーマにした珍しい、他では見ないミュージアム
  • 妖精関連の資料や作品はいろいろあって、奥が深いんだなと思った
  • イギリスを思わせるような、美しい落ち着いた雰囲気のミュージアム

けして広いミュージアムではないですが、充実した展示品や妖精や魔法などのファンタジーの世界を時間を忘れてゆっくり楽しむことのできるミュージアムです。

無料で楽しむことができるので、皆さんも宇都宮を訪れた際には、ぜひ訪れて見てください。

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