グリムの森「グリムの館」は童話の世界が広がっている公園!

栃木

子供の頃グリム童話の本を読んで「本の中の建物や雰囲気を感じられたらいいな」と思ったことはありませんか。

栃木県下野市の住宅地のなかに、グリム童話に出てくる建物や童話の雰囲気がある森があるのです。

グリムの森「グリムの館」は、住宅地の雑木林を活かした公園とグリム童話の原作のドイツの街並みをイメージした建物がある公園です。

森の中には、グリム童話に登場する主人公や動物の置物が置いてあったり、メルヘンな世界観の遊具が置いてあったりと子供たちに人気の公園です。

私も子供達が小さい時には、良く遊びに行っていました。

今回は、グリム童話の雰囲気が楽しめる、グリムの森「グリムの館」を紹介します。

グリムの里いしばし
住所   栃木県下野市下古山747
電話   0285-52-1180
開園時間 9:00~20:00
休園日  毎週火曜日・毎月月末(土日祝日の場合は翌日)

なぜ、「グリム」なの?

旧石橋町(現下野市)はグリム兄弟の生まれたドイツのヘッセン州にある、シュタインブリュッケン村(シュタイン=石・ブリュッケン=橋)と同じ「石橋」を意味することから、この村と昭和50年(1975年)に姉妹都市のとなりました。

グリム兄弟の事やグリム童話の誕生した理由、グリム兄弟の生まれたドイツについて知ってもらうために出来た公園だそうです。

グリムの館には、グリム兄弟に関する本や家系図、多くの絵本や研究書などが展示してあり無料で見学することができます。

 

グリムの森

交通量の多い道路から、住宅街の細い路地に入るのすが看板が小さくて見落としそうになり、初めての人は迷ってしまいます。

駐車場の看板も高い所についていて、前ばかり見ていると見落として通り過ぎます。

住宅地の中にかろうじて森が見えるので、何とかたどり着くことができます。以前の記憶もあやふやだと迷います。

駐車場は公園に沿って細長くあり広いので、たくさん停める事ができます。

駐車場からもオシャレな門があり、そこから公園に入ることが出来ますが。

入ってきた道路側に「グリムの広場」の童話のような門があるので、そちらから入りました。

森の中のメルヘン

森の中は歩道が整備されていて、のんびり森林浴を楽しみながら散歩ができます。

池や小川が流れているので、ここが住宅街だとは思えないほどの静けさで気持ちが良いです。

ベンチがあちらこちらにあり、お弁当を食べている方やおしゃべりを楽しんでいる方たちがいました。

カメラスタンドが設置されているフォトスポットとオシャレなベンチもありました。

館を撮影するためでしょうか。

段差を利用した小川と噴水があり、夏などの暑い季節には子供たちが水遊びをしています。

「長靴をはいたネコ」や「ブレーメンの音楽隊」などのグリム童話に登場する主人公や動物がモチーフになっている噴水や置物があるので、子供と一緒に見つけるのも楽しいですよ。

童話のなかの遊具

森の奥には「七人の小人広場」というブランコや滑り台などの遊具がある、広場があります。

2か所ある駐車場の奥の入り口から入れて、入り口にはメルヘンチックな建物のトイレが近くにあるので、子供を遊ばせていても安心です。

広場といっても森の中なので、夏は涼しいですし、テーブル付きのベンチもあるので休憩もできます。

ブランコや滑り台の他に、お菓子の家があるので女の子達はお店屋さんごっこ遊びをしていますね。

グリムの森では、毎年冬になるとイルミネーションが開催されていて、多くの人で賑わうのですが、

コロナウイルスの影響で近年は連続して開催が中止となっています。

毎年素晴らしいと話題になっていたイルミネーションなので残念です。

 

グリムの館

森の一角に突然ドイツ風の建物が見えてきます。

ドイツのレッチンゲン庁舎をイメージした多目的ホールや展示室がある建物です。

グリム童話の展示

建物の中は吹き抜けの広い空間になっていて、グリム童話の絵皿や飛び出す絵本などが展示されています。

左側は売店とグリム兄弟の生い立ちとグリム童話が生まれた経緯が説明されている展示スペースとなっています。

売店では、オリジナルのポストカードやキーホルダー・童話・絵本などが販売されています。

売店の隣には、グリム兄弟の生い立ちと家系図やグリム童話の貴重な初版や当時の挿絵集が展示されていて、童話ができた説明もされていました。

グリム童話は、ドイツの昔話を残そうと兄弟が身近な女性達から聞いて、物語を書いたそうです

グリム兄弟が話を聞かなかったら童話はなかったのですね。

右側は多目的ホールになっていて、いろいろな催しに貸し出すそうで、客席を利用したコンサートや発表会、客席を収納したダンスやパーティーに使われているそうです。

世界のグリム童話

階段を上った2階には、図書コーナーとカフェ「カフェパウゼ」があります。

絵本や世界のグリム童話を集めた図書コーナーがあり、本を読むことができます。

絵本だけでも、かなりの数があるのだなと思いました。

カフェスペースと一緒の椅子とテーブルで窓のそばなので、景色を見ながら読むことが出来ます。

カフェは土日だけの営業なので、平日の利用はできませんし、飲食をしながらの読書はご遠慮くださいと注意書きもあります。

カフェメニューはシフォンケーキやピザ・オムライスなどの軽食とコーヒーやジュースが頼めます

グリム童話のなかでカフェとはオシャレですよね。

営業時間  土日11:00~16:00

そしてカフェがもう一つ外にもあります。

お菓子の家」というカフェで、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女の住む「お菓子の家」をイメージして作られたカフェです。

ハートの形のパンケーキが有名でしたが、2021年11月3日に宇都宮市で人気のマツガミネコーヒー店が運営するカフェとしてリニューアルオープンしました!

パンケーキや軽食だけでなく、美味しいコーヒーも頂けるそうです。

訪れたときはリニューアル中だったので入れませんでしたが、次回はコーヒーを飲みたいですね。

営業時間  11:00~17:00
問合せ   0285-35-1141

 

まとめ

  • グリムの森「グリムの館」は広い公園ではありませんが、景観が素晴らしい公園
  • たくさんの木々に囲まれていて落ち着いた時間を過ごせる
  • 一日いても子供たちは飽きることなく安心して遊べる
  • グリムの館はグリム兄弟や童話の作られた歴史を知ることができる
  • 「お菓子の家」美味しいコーヒーを飲みに訪れたいです

住宅街の中にあるのに、噴水や木々に囲まれていて、グリム童話の世界が広がっていて落ち着いた時間を過ごすことができます。

そんなグリム童話の世界に触れあえるグリムの森「グリムの館」へ一度足を運んでみたはいかがでしょうか。

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