ロックサイドマーケットは大谷資料館隣のオシャレで素敵なカフェ

栃木

栃木県宇都宮市の北部に位置する大谷町は、大谷石の産地「石の里」として宇都宮の観光スポットとして有名です。

地下の採掘場跡が「大谷資料館」として見学ができるようになっているのです。

隣接していた施設「大谷ミュージアム」が2016年に「ROCKSIDE MARKET(ロックサイド マーケット)」として栃木県産の食材を使ったカフェとしてオープン。

栃木県のクラフト雑貨のセレクトショップが一緒になったお店になり、オシャレなお店と話題になっています。

小学校の歴史の勉強で見学に行って以来訪れてはいなかったのですが、気になっていたので行って来ました。

 

大谷石とは

約2000万年前の海底火山の噴火により火山灰が堆積してできた凝灰岩で、緑色をしていてグリーン・タフと呼ばれています。

吸水性や耐熱性に優れているので、昔から建築資材に使われていました。
旧帝国ホテルに使用されているのは有名です。

地下空間

その大谷石を採掘した跡の坑道を資料館として、採掘方法や当時使用していた道具とともに見学できるのです。

地下神殿のような広々とした神秘的な空間が広がる採石場跡は、真夏に訪れても冷蔵庫の中にいるかのようにヒンヤリとしていて寒いです。

夏でも一枚羽織るものが無いと体の芯から冷えちゃうよ

地下に下りて行くので、坂や階段が多く手すりは付いているのですが、水滴も落ちてくるので気を付けて歩かないと滑ります。

撮影場所として

この巨大な地下空間は神秘的な空間だからなのか「ウルトラマン・ティガ」「仮面ライダー電王」「るろうに剣心」「暗殺教室」などの映画の撮影や、長渕剛・X JAPAN・GLAY・三代目JSoulBrothersなどのプロモーションビデオの撮影地として利用されています。

最近では「ブラタモリ」でも、地下空間と併せて大谷石のことも番組で取り上げていました。

他にコンサートやダンスなどの発表会・神秘的な空間を利用したチャペルでは結婚式など挙げる事ができます。

他にはない神秘的な空間なので、見ごたえはあります

 

ROCKSIDE MARKET

資料館を出た左側にオシャレな外観の落ち着いた雰囲気のカフェと、栃木県内の作家さんが作っているアクセサリーなどを販売しています。

店の床や階段は大谷石を使用していて、和をモチーフにした店内も落ち着きのある雰囲気になっています。

住所   栃木県宇都宮市大谷909
電話   028-652-1232
営業時間 9:00~17:00
入館料  大人800円  小人400円
休館日  12月~3月 火曜日

イートイン

店の中央にレジがあり、軽食とお土産の会計ができるようになっていて、店の左側の奥と右側奥にイートインスペースになっています。

軽食と言っても、チキンの旨味とスパイスの風味を残したマイルドなチキンカレー、4種類のホットドック(ピリ辛チリコンカンとチェダー、ケールとブロッコリーのクワトロチーズ、濃厚チーズのマカロニチーズ、ベーコンとドライトマト)なので、ガッツリではないですけど、お腹は満たされると思います。

ドリンクもコーヒー・紅茶・ソフトドリンクがありますし、フラペチーノや栃木名産のとちおとめのスカッシュやミルクがあります。

暑かったので「とちおとめスカッシュ」を頼んだのですが、炭酸の中にイチゴの潰した果肉がそのまま入っていたので、しっかりイチゴの種の食感を感じられるイチゴそのままの飲み物でした。

イチゴをそのまま食べた味だよ

ジェラートもあり、こちらはカップのみでの販売でシングルかダブルが選べるそうで、「迷ったらダブルを選んで食べてください」と話していました。

木材をふんだんに使ったぬくもりのあるイートインスペースは、大谷石で作られたあたたかみのあるあるインテリアが置いてあるテーブル席やソファー席・カウンター席があります。

窓からは大谷石の緑色の岩肌が見えるので、その景色を眺めながらのんびり過ごすことができます。

オリジナル雑貨と特産品

建物を入ってすぐの右側は雑貨やアクセサリーのショップとなっていて、左側は大谷石を使ったお土産品が置いてあります。

セレクトショップでは間々田と言う地域の「間々田ひも」のピアスやイヤリング・ブレスレット、宇都宮のベンガラ泥染めのスカーフ、鹿沼の杉の木を使った日本の様々な神様や干支・縁起物などをモチーフにしたピンバッジ、カフェオリジナルグッズなども販売しています。

間々田ひも」とは伝統工芸の一つで草木染の絹糸を手組みした上品な組紐で、帯〆や羽織紐などに使われているもので、最近は小物やアクセサリーのども出ていて、優しい柔らかい感じの色合いと触り心地が最高です。

かわいいな」と思ったのが、杉の木を使ったピンバッジ
こんなに種類があるのかと驚いたのと、見ていてとても可愛いですし愛らしい表情の物ばかりなので、つい見入ってしまいました。

とても細かく繊細に作られているので、子供はもちろんですが大人でもワンポイントに付けていても可愛いしオシャレだし話題になると思います。

大谷石のお土産はカエルの置物しか思い浮かばなかったのに、今ではコースターや鍋敷き・鉢カバー・キャンドルなどオシャレなデザインがたくさんありました。

大谷石は緑色なのか、あたたかみのある感じがして、見ていて何となく気持ちが落ち着くのですよ。

住所  資料館敷地内
電話  028-688-8604
営業日・営業時間ともに大谷資料館と同じ

 

まとめ

・久しぶりに訪れた「大谷資料館」の地下空洞は、地下神殿の様な神秘的な空間でした。

・「ROCKSIDE MARKET」は神秘的な地下空間を満喫した後には、ぜひ訪れてコーヒーを飲みながらでも余韻に浸ってください。

とちおとめスカッシュは生のイチゴを食べている感じになるので、炭酸なので夏はさっぱりするので、おすすめします。

杉の木と使ったピンバッジは可愛いですよ、お土産に最高だと思います。

・大谷石を使ったお土産品が、こんなにもオシャレになるのかと驚きました。

大谷石の街として知られている大谷は、町自体が独特の雰囲気のある街です。

栃木県に観光で訪れた際には、ぜひ大谷まで足を延ばして巨大な地下の神秘的な空間と大谷の新しい特産品やオリジナルの雑貨を買いに来てください。

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