地元民に愛される道の駅『マキノ追坂峠』の農産物直売所には、新鮮な農産物や滋賀特産品、加工品などが所狭しと並んでいます。
地元食材を使用したレストラン、パン屋さんもあり、ちょっと立ち寄って休憩するのに最適。
本来、地域の情報ステーションである道の駅は、その土地の概要を知るために観光客が訪れることが多いと思います。
しかし、こちらの道の駅の利用客は、地元の方々が非常に多い!

買い物カゴを持った地元の方々がレジに並んでいて、普段のスーパーで見るような光景です。
道の駅はいくつも訪問していますが、これほど地元の方々が利用されている所は、こちらが初めて。
今回は、地元民に愛される道の駅『マキノ追坂峠』をご紹介します(^^♪
基本情報
『マキノ追坂峠』の読み方、わかりますか?
「おうさかとうげ」でも「おいざかとうげ」でもありませんよ。
実は『おっさかとうげ』と読みます。
追坂峠とは国道161沿いにある、標高162mの峠。
こちらの道の駅は、まさにその追坂峠に位置しています。
福井県から滋賀に入り、初めて琵琶湖が見える場所が、この追坂峠です(^^)/
国道161号線はとても走り心地が良く、大自然の景色も楽しめることから、バイクツーリングを楽しむ方を多く見かけます。

この日も、マキノ追坂峠に立ち寄って休憩を取るライダーの方を見かけました。
自然を満喫できる屋外の休憩所が設置されているので、ちょっと一休みするには最適なんでしょうね(^^♪
屋根もあるので、雨の日も安心。
周囲は山々に囲まれていて、少し先に美しい琵琶湖が見えるこの環境は、深呼吸しながら旅の疲れを癒す、最高の場所だと思いました。
所在地 滋賀県高島市マキノ町海津897-27
TEL 0740-28-8081
営業時間 9:00~18:00(季節延長あり)
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)
ただし、行楽シーズンや繁忙期などは連続営業されています。
また、新型コロナの影響により、営業時間が変動する可能性もあります。
詳しくは公式HPからご確認ください。
地元農産物直売所
スーパーのような賑わい
マキノ追坂峠に到着した時、
「こんな辺鄙(へんぴ)な場所にある道の駅なんて、お客さんも少ないだろうな」
と、大変申し訳ないのですが、正直そう思いました。
道路には車がたくさん走っていますが、周囲は山で覆われた超大自然。
駐車場もまったく混雑しておらず、余裕で入り口近くに駐車できました。
とりあえず、農産物直売所に入ろうと足を進めると、店内に人影がちらほら。
人がいない瞬間に撮影していますので、写真では閑散としていますが。
店内は地元民だと思われる方々で、まさかの賑わい!
顔馴染みの方と井戸端会議をしている奥さま、入り口に並ぶ花苗を選ぶご夫婦、晩御飯のお惣菜を選ぶ親子…
みなさん買い物カゴを持って、普通のスーパーのようなスタイルでお買い物をされていて、道の駅にある直売所のイメージとは全然違っていました。
観光客のみならず、地元民にこれほど愛されている道の駅。
さてさて、どんな商品が並んでいるのでしょう(^o^)
納得の品揃え
店内は、道の駅ではお馴染みの地元農産物をはじめ、様々な商品が陳列されていました。
今が旬の野菜や果物、どれも新鮮で美味しそう。
これも道の駅ならではですが、スーパーで買うよりも安い!
不揃いの野菜なんかは、更にお安く購入できたりします。

形は不揃いでも味は同じなので、見つけたらラッキー♪
農場直送の卵や、地元農家が作った自慢のお米なども販売されています。
卵はスーパーの特売より高めですが、生卵で頂くと味の違いに感動して、価格にも納得されると思います。

こんなに美味しい卵が食べられるなら安いくらい!
直売所の卵って本当に美味しいですよね。
加工品の棚には、手作りのお惣菜なども並んでいます。
高島市まではかなり距離があるとはいえ、私も生まれてからずっと滋賀在住、生粋の滋賀県民。
琵琶湖産の鮎は本当に美味しいので、この小鮎の天ぷらは、そんな私が自信を持ってお勧めする逸品です。
抹茶塩に付けて食べると絶品。
お酒のお供にもぴったりです(*^^)v
こちらのお惣菜コーナーは、地元の方々にも大変人気が高いようで、たくさんの方が買い物カゴにお惣菜を入れておられました。
ご当地名産品
異色の商品
直売所の一角には、珍しい地元の商品も並んでいます。
その中でも私の視線を釘付けにした商品を、いくつかご紹介(^^)/
まずはこちら、マキノのお茶。
めちゃくちゃかわいい(*´▽`*)
地元の茶葉を使ったお茶だそうです。
緑茶、ほうじ茶、紅茶の3種類がありました。
そして、女性必見のこんな商品も!
高島市産のよもぎを使った『藤美人の湯』という入浴剤(*‘ω‘ *)
お風呂を沸かしてから入れるよりも、お湯張りの段階で入れる方が、よもぎの成分がより一層お湯に染み渡るのだとか。
よもぎの良い香りの中、体の芯から温まると評判で、リピーターも多いそうです。
そして高島と言えば、忘れてはいけない『高島扇子』です!
扇子の土台となる扇の羽(扇骨)は、近江の伝統産業として、300年もの昔から高島市で作られています。
この棚の前を通ると、微かに竹の香りが漂います。
扇子の約90%は高島市で作られているそうで、もしかしたらみなさんがお持ちの扇子も高島産かもしれませんね。
輪切りメタセコイヤ
店内をゆっくりと散策している最中、面白いものを発見しました!
メタセコイヤの輪切り(≧▽≦)
道の駅マキノ追坂峠から、マキノの有名な観光地であるメタセコイヤ並木まで、車で15分ほど。
なので、メタセコイヤ並木のお土産があるのは分かりますが、まさかの輪切り!
ペラペラの紙に手書きで書かれているのも、ちょっとツボにはまってしまいました(≧▽≦)/

輪切りとはいえ、こんな場所でメタセコイヤの木に触れることができるとは!
とてもユニークなものを見せて頂けて、なんだか得した気分でした♪
レストランとパン工房
絶景レストラン
道の駅マキノ追坂峠には、絶景レストランと呼ばれる食事処があります。
こちらでは、琵琶湖の絶景を眺めながら、食事をすることができます。
お蕎麦やうどん、丼物がお手軽価格で頂けるレストラン。
その中でも、マキノ産のそば粉を使用した自家製のお蕎麦と、マキノの新鮮野菜を使用した天ぷらのセットがお勧めだそうです。
天ぷらは注文を聞いてから揚げてくださるので、揚げたてを頂けます♪
その他、人気の各種定食もありますので、絶景を見ながらゆっくりとお食事を楽しんでください。
人気の米粉パン
施設内にはパン工房もあります。
パン工房の写真を撮り忘れてしまったため、外観だけでごめんなさい(‘◇’)ゞ
この葦簀(よしず)の向こうが、ちょうどパン工房の位置になります。
こちらのパン工房、地元では超有名で大人気!
人気の秘密は、地元産のコシヒカリを使った、もっちもちの米粉パン♪
同じく米粉を使ったシンプルな焼きドーナツも、すごく人気のようです。
道の駅マキノ追坂峠で休憩の際は、もちもちの米粉パンを是非ご賞味ください(^^)/
まとめ
- 滋賀県高島市にあるマキノ追坂峠(おっさかとうげ)は、地元民に愛される道の駅です
- ドライブやツーリングの途中で立ち寄るにはベストな環境です
- 直売所では地元の新鮮野菜、卵、米などの他、滋賀の食材を使用したお惣菜も販売しています
- お土産にも最適な一風変わった商品もあり
- 絶景レストランではマキノ産のそば粉を使ったお蕎麦が頂けます
- 米粉パンが大人気のパン工房があります
観光客と地元民が集う道の駅マキノ追坂峠。
自然がいっぱいの国道161号線の途中、ちょっと寄り道してみませんか?
素朴な土地にほど、意外と楽しい発見がありますよ♪
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