栃木県益子町は言わずと知れた益子焼で有名な街です。
なので益子町のレストランやカフェは、益子焼のお皿やカップを使って料理を提供しているお店がたくさんあります。
今回紹介する「森のレストラン(益子の茶屋3号店)」も窯元が運営しているお店なので、料理をのせている食器はすべて窯元からの提供です。
手作りの食器で頂くお食事は、温もりを感じて優しくほっこりした気持ちで頂けますよね。
そんな温もりのある益子焼の食器で頂くことのできる「森のレストラン」を紹介します。
益子焼の窯元
窯元よこやま
益子町にいくつかある窯元の1つで、手軽に陶芸が楽しめる人気の窯元だそうです。
電動ろくろを回して本格的な陶芸を作る「ろくろコース」や粘土遊びのように自由に形を作るコースや絵付けをすることができるコースがあり、スタッフの人が丁寧に指導してくれるそうです。
オカリナの絵付けやあらかじめ焼き上げているパーツを組み合わせて貼り付けるプレートの体験などは小さなお子さんに人気なのだそうです。
益子のショッピングモール
自然豊かな森の中に、陶芸教室や陶芸ショップ・登り窯のレンガで焼き上げるピザのお店・栃木県産の小麦粉を使った「森のぱん」屋さん・森の中にたたずむ3軒のレストラン
一つ一つが趣の違うお店なので、見て歩くのに時間が必要ですし、掘り出し物や自分好みの益子焼を見つけて歩くのも良いですね。
まるで、益子の良いところがたくさん詰まった、森の中のショッピングモールのようですね。
アクセスと駐車場
益子駅から国道294号線を北上して、粟崎交差点を左折して直ぐの信号のところ左側に看板があります。
益子中学校の手押しの信号を右に曲がって車がすれ違えるギリギリの幅の道路を700mほど進むと駐車場の看板が見えます。
40台駐車可能な広い駐車場で、観光バスも駐車するそうで、さすが観光地益子ですね、毎年開催される陶器市にはたくさんの観光客が訪れます。
陶芸教室や陶芸ショップ「森のぱん」屋さんと2軒のレストランは、こちらの駐車場に止めても良いのですが、今回紹介する「森のレストラン(益子の茶屋3号店)」はさらに400mほど奥にあるので車で行きます。
しかし、森の中の狭い道なので対向車が来たら大変でし、看板はありますが本当にこの先にレストランがあるのか心配になりました。
看板の通りに狭い道を進むと森の中に一軒家が見えてきて、坂を下りたところに砂利の駐車場がありました。
電話 0285-70-2223
営業時間 11:00~16:30
定休日 金曜日
森の中の一軒家
森のレストラン(益子の茶屋3号店)
駐車場から少し坂を上って階段を数段上がってからお店の入り口の着きます。
「森のレストラン(益子の茶屋3号店)」だけあって、森の中にポツンと立っているお店なのですが、外観は普通のお家のような見た目です。
お店の前にはテラス席が入り口の両側にあり、ペット連れの方でも利用可能だそうです。
店内に入ると定員さんが出迎えてくれて、靴を脱いでスリッパに履き替えてから、注文の仕方の説明を受けました。
先にメニューを決めてから、支払いを済ませて席に案内されるシステムです。
そして、外観は普通の2階建てのお家に見えましたが、なんと!店内は5層構造になっていて、階段のように各フロアーがあり階段を中心に左右に4つのテーブル席と和室1部屋がありました。

違和感がなく広い店内です。
入り口から階段を下に降りて1階が会計・ショップ・ドリンクバー・4つのテーブル席があり、ショップのところにあるテーブルでメニューを決めて会計を済ませます。
会計の反対側にも階段があって地下にもテーブル席がありまし、窓があるので景色を見ながら食事がでます。

地下でも景色が見られるのは良いですよね。
私たちは3階の左側のフロアーに案内され、壁がガラスになっているので下のフロアーの方が見えましたし、反対側の窓の景色も見ることができ、山小屋か別荘にいるような雰囲気でした。
益子焼に盛られたランチ
ランチメニューは全5品の全てに日替わり前菜プレートが付きます。

お子様ランチプレートもあります
今回はローストポーク丼と海老と季節野菜のサフラン風味のペンネグラタンとドリンクバーセットを注文しました。
持ってきて頂いた箸やスプーン入れの中にカボチャの形をした箸置きとナプキンが入っている容器も益子焼です。

カボチャの形の箸置きかわいいですね
早速ドリンクバーに、1階の左側メニューを選んだところと言う事なので、階段を下りて入っていくと仕切られているドリンクバーは普通のドリンクバーなのですが、フレーバーシロップが3種類あり、紅茶やコーヒー・炭酸水に入れて楽しむことができます。
ドリンクバーに使用するコップ類は益子焼でこれには驚きです!。形や柄など違う種類がたくさん並んでいて選ぶのに迷いました。
私はブドウの柄の入ったマグカップを選んで、最近はまっている紅茶にラズベリーシロップを入れました。

普段使っている磁器のマグカップより、温かみがあって紅茶が美味しく感じました。
益子焼のお皿にのった前菜プレートは、サツマイモのスープ・たらこコロッケ・鶏むね肉とキノコのサラダ・カボチャのサラダと前菜にしてはボリューム満点です。
ローストポーク丼(税込1,760円)
薄切りのローストポークが十五穀米の上に山のように盛られていて、自家製ソースをかけて頂きます。
濃厚デミグラスソースが柔らかいローストポークを引き立てていて、十五穀米のプチプチとした食感も相まって美味しかったそうです。
海老と季節野菜のサフラン風味のペンネグラタン(税込1,870円)
濃厚な海老のソースが菜の花の苦みでさっぱりと食べられた自家製パスタのグラタンです。
海老が丸々1匹入っているのには驚きました、どう食べていいのか迷いますよね。
どちらの料理も益子焼を使用していたので、普通のお皿でのお食事とは違った温かみのある食事でした。
まとめ
- 「森のレストラン(益子の茶屋3号店)」は益子焼窯元よこやまが運営するレストラン
- 森の中にポツンと建っているのんびりできる隠れ家的一軒家レストラン
- 益子焼の器で頂ける素敵なレストラン
- 「ローストポーク丼」は十五穀米で頂けて、自家製ソースで食べる柔らかいお肉が美味しい
- 「海老と季節野菜のサフラン風味のペンネグラタン」濃厚海老ソースと菜の花の苦みがさっぱりとしていて美味しい
窯元の益子焼の器を使っていただける食事は、手作りの温かさがあり食事も美味しく頂けました。
森の中に隠れ家的にあるレストランは山小屋か別荘にでもいるような感覚で、すごくのんびりゆったりとした気持ちで過ごすことができました。
皆さんも益子に訪れた際は、こちらのレストランを訪れて益子焼の器で食事を堪能してはいかがでしょうか。
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