『藤樹の里あどがわ』伝統工芸品が並ぶ道の駅!滋賀観光の寄り道に!

滋賀

少し前の記事で書きました『アドベリー』の産地 安曇川には、高島市の伝統工芸である高島扇子を身近に感じることのできる『道の駅 藤樹の里あどがわ』があります。

いたる所に扇を象ったオブジェやイラストがあり、高島扇子はこの土地の誇りであるという熱意がうかがえます。

また、施設内には地元の特産品を始めとした、様々な商品が陳列されていて、お土産物も抜群の品揃え

近江牛が頂けるレストランや、気軽に立ち寄れる軽食キッチンなどもあります。

観光案内所にはスタッフが常駐されていますので、わからないことはここで尋ねれば、高島の観光もばっちりです。

今回は、楽しみながら歴史を学べて、美味しい地元の食材も頂ける道の駅 藤樹の里あどがわをご紹介(^^)/

▽アドベリーの記事はこちら▽

 

扇推しの秘密

扇形オブジェ

滋賀県高島方面から国道161号線を車で走っていると、ふと目に留まる扇形のオブジェが現れます。

道の駅『藤樹の里あどがわ』の、個性的な入り口。

なぜ扇形?と思いつつ、建物に目をやると、なんと屋根にも扇がデザインされていました。

なんでこんなに扇推し!?これは解明しないと!

と思い、福井旅からの帰りだったため、夕暮れ間近でしたが、ちょっと立ち寄ってみることにしました。

扇形石碑

広々とした駐車場に車を停めて、まずは辺りを散策してみました。

屋外の休憩所の側に、扇の石碑がありました。

『扇業碑三百年記念』と彫られた記念碑。

高島市安曇川は竹製の扇骨の産地で、その歴史は300年以上にも及びます。

扇骨とは、扇子の骨部分のこと。

高島市で作られた扇骨は京都に出荷され、絵付けをされた後に京扇子として店頭に並びます。

京扇子という命名から、まさか高島の伝統工芸品だということを知る人は少ないでしょうね。

高島市の扇骨は、実は国産シェア90%以上だそう。

こちらの道の駅が扇推しの理由、わかりましたね(^^♪

そして扇の記念碑のすぐそばに、もうひとつの石碑がありました。

こちらの石像は『藤樹先生孝養像』です。

藤樹先生(中江藤樹)とは、安曇川出身で江戸時代初期の陽明学者。

この銅像にある『孝養』とは、親孝行をすることの意味。

祖父の養子となり愛媛県大洲市に移り住んでいた藤樹少年。
まだ10歳だった彼が、故郷に住む母のあかぎれを心配して、ひとりで大洲から薬を持って帰ったというエピソードを元に、この石像が作られたのだとか。

その時の様子を想像すると、胸がキュンとして涙が出そうになるのは、私も親だからでしょうか。

でもうちの娘は、きっとあかぎれくらいじゃ心配なんてしてくれないわ(*_*)

道の駅 藤樹の里あどがわ
所在地 滋賀県高島市安曇川町青柳1162-1
TEL 0740-32-8460
休館日 毎月第2水曜日及び元日(4月、8月、11月は無休/12月は第1水曜)
営業時間:9:00〜18:00
※営業時間及び休館日は緊急事態宣言などの情勢により変動します。

▽陽明学入門▽

 

店内施設

高島みちくさ市場

施設内に入ると、非常に素晴らしい工芸品が目に留まります。

こちらの工芸品、なんだと思いますか?

聞いてびっくり、実はこれ、全部お菓子で出来ているんです!

全国菓子大博覧会で農林水産大臣賞を受賞した作品で、作者は安曇川在住の西沢勝治さん。

この圧倒的な造形美は、ぜひ現地に赴いて見て頂きたいです。

お菓子で出来ているなんて、近くでじっくり拝見しても到底信じられません。

入り口から入って右手には、主に地元の特産品を販売する『高島みちくさ市場』があります。

店内は明るく、商品がとてもキレイに陳列されていました。

こちらの市場は、市内の150軒のお店や個人が出店されており、農産物、名産品、加工品、手作り雑貨など、非常に種類が豊富。

もちろん特産品のアドベリー加工品も数多く並んでしました。

更に市場の奥には『扇子ギャラリー』も。

こちらのコーナーは、名前は『扇子ギャラリー』ですが、扇子に限らず高島市の様々な工芸品が販売されています。

上品で繊細な工芸品の数々は、一見の価値あり。

ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

 

 

優れた素材と伝統技術が生んだ『高島ちぢみ』の商品は、Amazonでお得に購入できます。
高評価商品のみ掲載します♪

▽レディース洗える夏半襦袢▽

▽半袖U首シャツ▽

▽婦人ステテコ▽

▽メンズステテコ前開き▽

▽メンズ七分袖シャツ▽

さすが高島ちぢみ!(^^)!
どれもこれも高評価なので、抜粋するのが難しかったです。

レビューではプレゼントに選ばれている方が、たくさんいらっしゃいました。
確かに、上品で高級感のある高島ちぢみですから、父の日や母の日なんかの贈り物にぴったりですね。

おすすめ商品

高島よりみち市場に陳列されている商品の中には、私が実際に食べたことのあるものも数多くありました。

その中から、私のお勧めを紹介します。

まずはこちら!

『でっち羊羮』です♪

こちらは素朴で優しいお味の羊羹。

実は私、同じく滋賀県にある近江八幡の名産品だと思ってました。

それがなんで安曇川で売られているのかな?と思い調べたところ、確かに発祥は近江八幡でした。

その昔、近江八幡に丁稚奉公に来ていた子供たちが、安く手に入るお土産として故郷に持ち帰ったことから、全国的に広がったのだとか。

でっち羊羮は、寒天の代わりに小麦粉を使って固めてあり、竹の皮に包まれています。

材料から考えると、当時は安価で買えたことがよくわかりますね。

 

 

▽でっち羊羹8本入り▽

 

 

そして滋賀と言えば、忘れてはならない琵琶湖。

琵琶湖で育ったお魚たちの加工品も、本当に美味しくてお勧めです。

鮎の塩焼きや甘露煮、ホンモロコの佃煮などなど、いろんな種類の加工品が販売されています。

山椒の入ったホンモロコの佃煮は、あったかいご飯の上に乗せて食べると、いつもより1杯も2杯もご飯を多く食べれちゃいます♪

 

 

▽琵琶湖の湖魚5点詰め合わせ▽

 

 

更に、お勧めなのが自然酵母のパン。

給食で食べたような、素朴な味わいのパンです。

自然の甘みがふんわりと口の中に広がる、とても優しいお味です。

その他、本当に多種類の食品が陳列していますので、隅から隅まで物色しちゃってくださいね(^^♪

 

食事処

大𠮷Grill牧場

道の駅 藤樹の里あどがわには、近江牛を堪能できるレストランがあります。

農家レストラン『大𠮷Grill牧場』では、近江牛を使用したハンバーグやステーキ、しゃぶしゃぶなどが頂けます。

お手軽価格で近江牛料理を存分に食べられるので、お腹を空かせて訪問してくださいね♪

また、テイクアウトメニューも充実しています。

おうちご飯が主流になりつつある昨今、主婦にとってテイクアウトが出来るお店は嬉しいですよね。

国産鶏の唐揚げ弁当、国産とんかつ弁当など、更にお値打ち価格のメニューもテイクアウト可能。

手抜きをしたい時には、ぜひご利用ください( *´艸`)

営業時間
11:00~18:30
6月のみ17:00まで
予約/問い合わせ 0740-32-1111
公式HP 大𠮷Grill牧場
※緊急事態宣言中は休業。その他、情勢により営業時間等に変動の可能性あり。

安曇川キッチン

ちょっとした軽食を楽しみたい方は『安曇川キッチン』でお手軽に休憩されるのもいいかも。

こちらのお店では、喫茶店メニューのような食事やドリンク、スイーツが頂けます。

高島の美味しい水と大自然で育ったお米やお野菜を使用されていて、安心安全な食事を楽しむことができます。

安曇川特産のアドベリーを使ったドリンクやフロートもありますよ♪

営業時間
モーニング 9:00~11:00
ランチ 11:00~15:00
自家製ケーキセット 15:00~17:00
※緊急事態宣言中は休業。その他、情勢により営業時間等に変動の可能性あり。

まとめ

  • 道の駅 藤樹の里あどがわは国道161号線沿い、高島市に位置します
  • 高島市の伝統工芸品である高島扇子をアピールした造りの施設
  • 安曇川出身の陽明学者、中江藤樹の石像が設置されています
  • 高島みちくさ市場では、地元の名産品が多数取り揃えられています
  • 工芸品の数も多く、見るだけでも価値のある商品が並びます
  • 食事処は2ヵ所『大𠮷Grill牧場』『安曇川キッチン』があります

旅の途中にある道の駅は、一息つくにはもってこいの場所。

また、国道161号線は快適なドライブコースともなっていますので、ドライブ途中の休憩に利用するのもいいですね。

たくさんの地元特産品に出会える『道の駅 藤樹の里あどがわ』に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

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