ハンバーグは子供たちの大好きなメニュー。
材料を混ぜて焼くだけのハンバーグは、お母さんにとってもさほど手間がかからないので、晩御飯の定番メニューのひとつ。
私も子供の頃は、母の作るハンバーグが大好きでした。
うちの母が作るハンバーグは、いつも煮込みハンバーグ。
その理由を聞いたところ「普通に焼いただけだと生焼けになる心配があるから」だそう。
うちの母に限らず、そんな不安から煮込みハンバーグしか作らないお母さんは結構いらっしゃいます。

確かに煮込めば完璧に火が通るし、ソースが浸透することでふんわりと仕上がりますよね。
でも、大根おろしにポン酢で和風ハンバーグとか、チーズを乗せてチーズハンバーグとか、たまにはそういうのも食べたい!
だけど、中まで火が通るか不安…
焼くだけだどパサパサになっちゃいそう…
いやいや、作る過程において重要なポイントさえマスターすれば、そんなことは決してありません!
この記事では、そんなハンバーグ作りの不安を解消します。
今回は、生焼けにならずにふんわりと仕上がる、私流のハンバーグの作り方をご紹介(^^)/
下準備
ハンバーグ作りにおいての不安は、大抵以下の3つかと思います。
- 生焼け
- パサパサ
- 形崩れ
今回はこの3つ全てを解消できる作り方を紹介します(^^♪
特別な技術は必要ありません。
誰でも簡単に、美味しいハンバーグが作れますよ。
材料
さて、材料を準備しましょう。
使用する材料はこちら。
チーズインハンバーグも作るのでチーズがありますが、オーソドックスなハンバーグを作りたい方には必要なしです。
あと、卵も使います。
撮影時に卵を用意するのを忘れてしまいました(^^ゞ
合挽きミンチ・・・・・400g
玉ねぎ・・・・・・・・中1個
パン粉・・・・・・・・1/2カップ
牛乳・・・・・・・・・60㏄
卵・・・・・・・・・・中1個
塩こしょう・・・・・・適量
材料は2つ分の分量ですが、実際は5つ作ります。
よって、画像で見る分量と記載した分量は異なりますので、ご了承ください。
もっと簡単に作りたい方は、ハンバーグヘルパーを使用してもOKです♪
▽ハンバーグヘルパー▽
▽5箱セットもあるよ▽
最初のポイント
まずは、パン粉を牛乳に浸します。
ボールにパン粉と牛乳を入れて、ざっくりと混ぜ、10分放置。
その間に、みじん切りにした玉ねぎを炒めておきましょう。
パン粉が浸ってない所もありますが、全く問題なし!

パン粉と牛乳の比率的に、浸らない部分が出るのは仕方ない!
それではタネを作っていきます。
牛乳に浸したパン粉、合挽きミンチ、炒めた玉ねぎ、塩こしょう、卵をボウルに入れて混ぜ混ぜ~♪
タネ作りの注意点はふたつ!
- 炒めた玉ねぎは冷ましてから!
- 手で混ぜる!調理器具厳禁!
まだ熱のある玉ねぎを加えると、ミンチ肉の脂が溶けだしてしまいます。
玉ねぎは必ず冷ましてから加えてください。
手でしっかり混ぜることで形崩れを予防できます。
ミンチの形状が無くなるくらいまで、手でしっかりこねることが重要。
でもあまり時間をかけすぎてしまうと、今度は手のひらの体温でミンチの脂が溶けてしまいますので、手早くしっかりこねてくださいね。
タネが完成したら、軽く空気抜きをしながらお好みのサイズに形成します。
準備が整ったら、いよいよ焼いていきましょう!
失敗しない焼き方
蒸し焼き
形成したタネをフライパンに並べます。
火にかけるとお肉の脂が出ますので、基本的に油は必要ありませんが、焦げやすいフライパンを使用される場合は少量の油を引いてください。
チーズ入りなので大きめです(^^♪
タネを並べたら、中火で2分焼きます。
少し脂が溶け始めたら蓋をします。
このまま更に中火で3分→弱火にして5分焼きましょう。
途中で蓋を開けたり、いじったりするのはNGです。
8分後に蓋を開けると、こんな感じに。
蓋をして蒸し焼きにしたことで、表面にも火が通っています。
まだ中まで火が通っていないのは見てとれますが、見るからにふっくらとした形状になっていますね♪

では、ひっくり返して、続いて裏面を焼いていきましょう。
2つ目のポイント
ひっくり返すと、とても美味しそうな焼き色がついています(^^♪
ここで一旦、余分な脂をキッチンペーパー等で拭き取ってください。
その後、蓋をせずに中火で2分焼きます。
2分経過したら、再び蓋をするのですが、その前にワンポイントアドバイス(^^)/
蓋をする前に、市販されている冷凍ブロッコリーを隙間に並べて一緒に調理すると、付け合わせを別に作る手間が省けますよ。
切ったり茹でたりしなくていい冷凍ブロッコリーを使うのも、手間を省くポイント。
もちろん、付け合わせは他の冷凍野菜でもOK。
ただし、ミックスベジタブルのように小さいお野菜を使用する時は、ここで投入すると早すぎます。
細かなお野菜の場合は、出来上がったハンバーグをフライパンから取り出した後に炒めてください。
それでは、再び蓋をします。
このまま弱火で7分、じっくりと焼いていきます。
これで、ちゃんと中まで火の通った、ふっくらハンバーグが出来上がるはず!
完成!
美味しく焼けたハンバーグを、お皿に盛ってみましょう。
ふっくらジューシーに出来上がりました。

形崩れも全く無しで、焦げ目もいい感じ。
付け合わせが色合い的に少々寂しいですが、今回はハンバーグの不安解消をするためのレクチャーなので、そこは大目に見てください(>▽<)
では、本当に中まで出来ているか、ふたつに割ってみましょう。
カンペキ!
ナイフを入れた途端、肉汁が溢れ出して、とっても柔らかく仕上がってます。
とろけたチーズも美味しそう(*^^)v
ちなみにチーズは、とろけるスライスチーズを4つ折りにして、2枚分入れました。
最後に市販のデミグラスソースをかけて完成!
…なんですが、
実は、ソースをかけてからの画像を撮り忘れてしまったことを、食べてる途中で気づきました(^^ゞ

食べかけはさすがに載せれないので、画像はここまで。
でも過程は全てお伝えできたので、これでハンバーグ作りの不安は解消できたかな?
少しの工夫で不安が解消できますので、子供たちの大好きなハンバーグ作り、楽しんでくださいね♪
▽おまけ情報▽
ハンバーグと言えばジョイフル!
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まとめ
- ハンバーグの不安要素を断ち切ろう!
- 生焼け対策には『蒸し焼き』
- パサパサ対策には『牛乳に浸したパン粉』
- 形崩れ対策には『手でしっかりこねる』
- 途中で付け合わせ野菜を加えて手間削減
- お好きなソースで召し上がれ♪
失敗の少ない煮込みハンバーグも美味しいですが、不安解消レシピを参考に、いろんなソースで楽しめる焼きハンバーグ、ぜひ作ってみてくださいね(^^)/
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