金精川のます池は手軽にマス釣りができる美味しくて楽しい釣り堀

栃木

近年いろいろなアクティビティーがあり、青空の下で思い切り体を動かしたりして日頃、経験できない体験を楽しむことが増えています。

釣りもその中の一つだと思います。

海釣り・川釣り・渓流釣りなど、いろいろな釣りの形はあります。

手軽にできる釣り堀での釣りが、道具もいらずに出来て子供達も簡単に出来る一番のアクティビティーだとおもいます。

栃木県内にも何か所かありますが、わたしがおススメしたいのは、矢板市北部八方ヶ原の麓にある養魚場「金精川ます池」です。

竿やエサが無料で借りられて、塩焼きなどの料金も安いと思いますし、とにかく、泳いでいるマスが大きいのです!

大きい魚を釣る喜びや楽しさを子供たちに経験させるのに最高の場所だと思います。

そんな「金精川のます池」を紹介したいと思います。

 

八方ヶ原とは

栃木県北部の矢板市、その矢板市の北部にあり日光国立公園に一部で標高1000~2000mの台地上の高原で、大間々・小間々・学校平からなる山麓の一帯は5月から6月頃まで20万本のレンゲツツジの群生地として有名です。

ハイキングコースとしての歩道が整備されていて、気軽に山歩きやハイキングが楽しむことができます。

学校平には「山の駅たかはら」があり八方ヶ原の情報発信基地と登山・ハイキングのルート案内やツツジや滝巡りの案内・展望台や売店・駐車場などがあります。

段差のない歩道が整備されているので、車いすやベビーカーでも散策できるそうです

ベビーカーを使って散策できるのは良いですね

学校平から頂上の大間々駐車場までは車で行く事ができ、道路沿いはツツジだけではなく紅葉も楽しむことができます。

 

金精川の清流

八方ヶ原から湧き出る清流が「金精川」の源流で、「金精川」は大きい川ではないのですが上流は民家も農地もなく正真正銘の清流で一年を通して冷たいきれいな水が流れているそうです。

金精川のマス

こちらのマス釣り場は、私が子供の頃から両親に連れて行ってもらって、釣りを楽しんでいたところです。

今の車にはナビが付いているので知らないところでも行く事はできますが、道の駅やホテルなどでパンフレットを頂いてイラストのマップを見てもたどり着くのは難しいと思います。

県道30号線から左に曲がって県民の森・八方ヶ原方面に行くのですが、県民の森の看板の手前左側に「金精川のます池」の看板がありますが、よく見ていないと見落とすほど目立ちません!

二股の道を右に進むとまた、二股に分かれていて右に進むように看板が立っています。

ここから先は山の中を進むので、心配になりながら進み坂を降りると右側に突然「釣り堀」の旗と共に建物が現れます。

子供達も小さいころから来ているところなので、マスを食べたくなるとここに釣りにきます。

マスは釣って食べるものと思っているそうです。

昭和39年の創業で金精川のきれいな水で卵から成魚まで「一貫養殖」をしているニジマスです。

こちらのニジマスは栃木県水産試験場で品種改良されたニジマスを「ヤシオマス」と命名して「金精川のます」として「やいたブランド」として認定されているそうです。

「ヤシオマス」は身の色が栃木県の県の花ヤシオツツジの花の色に(ピンク色)に似ていることから名付けられたそうです。ニジマスの三倍位の大きさに成長します。

いざ!マス釣り!

お食事処の前が駐車場になっていて、休日のお昼ごろに行ったので車がいっぱい停まっていました。

那須や塩原温泉・鬼怒川温泉に行く途中にある釣り堀なので、釣りやお食事を楽しんでから目的地に向かう人たちが多いようで、2時くらいには車がほとんどなくなりました。

釣りをしなくてもマスが食べられるので、釣りをする人は少ないです。

駐車場から釣り堀に行くところには「釣り堀のご案内」という注意事項が書いてある看板があります。

お食事処の端に釣り掘の受付があり、説明を聞いてバケツとエサをもらい釣りのスタートです!

釣り堀の横の建物にサオが並んでいて自分で選びます。

エサとバケツとサオが無料なんです。

手を洗うところもあるので、魚を針から取るときに手が汚れるので近くにあると助かります。

手が生臭くなるのですよね

エサを付けてバケツに池の水を入れて早速釣り!5分もしないで、釣れました!

ここのマスはエサを食い逃げしているのがいるから大きいのがいるよ」と受付のおじさんが言っていましたが、食い逃げしていなくても30㎝はあるような大きなマスばかりなので、釣れたら引き上げるのが大変です。

小さくても25㎝はありますよ

元気がいいマスばかりなので、バケツに入れても飛び出してしまいます。

4人で1時間くらい釣りをして12匹釣りました。

釣りすぎですが、エサが無くなるまで釣るといつもこんな感じです。

お食事

受付に持っていて計量してもらい、食べる分とお持ち帰り分とに分けて焼いてもらい先に支払いをしてから席につきます。

料金  生のままお持ち帰りー1600円/kg
塩焼き・からあげ・さしみ・みそ漬けー2200円/kg
ライス・みそ汁各150円

下処理をしてもらい、お刺身を2匹分と残りは塩焼きにしてもらい、6匹を食事にするのに出してもらってご飯とお味噌汁を2人前頂きました。マスが大きいので、人数分のご飯では食べきれません。

お味噌汁にはマスの切り身が入っています。

お食事処に入ると、写真付きのメニュー表があり釣りをしなくても、美味しいマスは食べられます。

席は座敷とテーブル席の2か所あり、テーブル席からは建物の後ろの養殖場を見る事ができますし、高台にあるので、田んぼや森の景色を眺める事ができます。

紅葉には早かったようで、少し色づいている木々を見ることができました。

大きいマスなんで焼きあがるまでに、30分くらいかかったでしょうか。

大きいマスの塩焼きとキレイなピンク色のお刺身がきました。

どちらも量が多いですし、マスのお刺身は鮮度が良くないと食べられないのでどんな味なのか楽しみでした。

塩焼きのマスは炭火で焼いているので、身がふっくらしていて臭みがなく美味しいです。

お刺身は初めて食べたのですが、こちらも臭みがなくサーモンに近い味がしました。

キレイな水で育っているせいか、臭みがないのがここのマスの特徴なんです。だから、美味しくて好きなんですよね。

大きいマスなので1匹食べればお腹がいっぱいになり、食べきれなくてもお店の人に頼めばパックを頂けるので、お持ち帰りができます。

住所   栃木県矢板市下伊佐野976
電話   0287-43-9292
営業時間 9:00~18:00(季節により変動あり)
年中無休
アクセス  東北自動車道矢板IC・西那須野塩原ICより共に20分

 

まとめ

  • 「八方ヶ原」は車で頂上近くまで行けて、気軽にツツジや紅葉が散策できる
  • 「金精川のます池」エサとサオが無料なので楽しい釣りが楽しめる
  • キレイな川で育っているマスなので、臭みがなくて美味しいです
  • マスのお刺身は初めて食べましたが、臭みがなくてサーモンのような味です

自分で釣った魚を食べる事は、まず無いと思いますし、魚が嫌いな子供もいると思いますが、釣りをしてそれを焼いて食べるということは、一番の食育だしなかなかできない経験だと思います。

釣り堀で食事をするだけではなく、時間はかかりますが釣りをして食べるということもして頂きたいです。

みなさんも一度は釣り堀で釣りを楽しんで見てはいかがでしょうか。

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